December 03, 2008

Saints Row 2


先日GTAIVをようやくクリアしたんだけどなんだか遊び足りなくて。海外版の中古が安かったので購入してみたら大正解。XBOX360北米版。

最初はもうなんて大雑把でがさつなGTAなんだと思いつつ、小一時間遊んでみると、このゲームはGTAIVとは全く異なる楽しみ方をするゲームなんだなと気づきました。

GTAIVの主人公ニコは、なにぶんキャラが立ちすぎていて、彼のアイデンティティを壊さずべく、割と秩序に則ったプレイスタイルを強いられていた気がするのですが、こちらはキャラの(良い意味での)没個性ぶりと、ゲーム自体の、自由というより程よい粗さとユルい開放感が、ストレスに縛られない、GTAIVとは別の方向性の没入感を上手く出していると思います。

つうかそもそもGTAってこんなゲームだったよなあと思ったり。なんとなくGTAIIIの頃の感覚を思い出した。

主人公のキャラクターに深みを与える代わりに、キャラクターメイキングを凄ぶる充実させて、自由自在にカスタマイズした主人公でオープンワールドを駆け回る楽しさは、また違った没入感で、上手くGTAIVとの差別化に成功していると思います。

そしてとにかくアホで品が無い。ギャングの縄張り争いをするメインミッションはそれなりですが、サブミッションの悪乗り加減は遊ぶ人を選ぶかも。「Postal」的な悪趣味ギリギリの描写も多いし。

カメラマン引き連れてカーセックス狩りをしたり、(全裸で男女が逃げ回る)バキュームカー操作してモデルルームに次々とウンコぶちまけたり。そんな事をしてる時、ラジオから流れてくる曲はa-haの「テイク オン ミー」とか。もう最低!車のデザインやラジオの選曲もホントベタ過ぎて下品!

なにやるにしてもペナルティが非常に軽いゲームなのでホント自由。難易度も高くなく、ゲーム全体を覆うなんともいえないユルさとがさつさが気に入った!

ストーリーも適当なので、ミッションに縛られてストレスを溜めることなく適当に切り上げて探索やショッピング、飽きたらまたミッションとかジェノサイドみたいなループで、(若干後ろめたさを抱きつつも)ケラケラ笑いながらボケーっと延々遊んでしまう。

グラフィックもメカニックも粗く粗くとっても大雑把。バグも多い。だけど不思議と許せて夢中になってしまうのは、底抜けのバカ騒ぎの楽しさが、その欠点を上回っているからなのか。

いたるところであらゆるものが吹っ飛びまくる、破壊と爆破の大サービスは凄まじく、havokさんは今年一番の良い仕事をしています。

人物の演技や脚本を楽しむより、底抜けにはっちゃけたゲームプレイを楽しむベクトルは、いつの間にか深みを増してお上品になってしまったGTAIVよりも、単純でわかりやすい面白さがあるんではなかろうか。

GTAIVがとてつもなく凄いゲームなのは言うまでもないけど、なんか重たい深みがあって、かつミッションも難しいので、僕は1~2時間遊ぶと疲れちゃうんですけど、このゲームのいくらでも遊べてしまう軽いサクサク感はまさにジャンクフード。

しかしホントに不謹慎なゲームだし、これが国内発売できるのなら、ギアーズ2や「Dead Space」の方がよっぽどマトモな気がするんだけど。

あ、あと「コンティニュー」のゲームオブザイヤー的要素満載のゲームといったらわかる人はわかる。

「Saints Row 2」:★★★★☆
→公式サイト

投稿者 kojipe : 04:02 PM | トラックバック (0)

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