November 10, 2008

Far Cry 2


近年の新しいトレンドであるオープンワールドFPSの大本命。最初はかなり肩透かしを食らった印象が強かったのですが、一日少しずつ、1週間ぐらい遊び続けていたらじわじわハマってきました。XBOX360北米版。国内発売予定。

野心的で最先端のFPSだということはわかる。でも、このゲームに関しては、その世界とキャラクターに(つかみの部分で)魅力が薄く、なかなか没入できないのが致命的な気がする。とにかく引きが弱くて地味な第一印象。

どうもわかりやすい絶対的な魅力に欠けている気がするんだよなー。そこに「S.T.A.L.K.E.R.」の様なホラーやクリーチャーであるとか、前作の様な超人的能力とか、あれば良いってものではないかもしれないし、あえて外したんだろうとも思うけど、なんだか真面目に作りすぎちゃって空回りしてしまっているのか、なんともゲームとしての面白さのわかりにくい残念さを感じてしまう。

現代のアフリカという舞台ももなんとも刺々しく寂れた世界でどうも落ち着かない。

CoDの様なレールライドではなく、オープンワールドを活かした、クリエイティブに敵陣を切り崩す自由度や、そこから即興性のあるプレイを生むゲームデザインは、一応成功していると思います。

スクリプトではない偶発性によるアクションと演出は刺激的。でもそれを畳掛けてくれれば没入度も上がるのかもしれないけど、ミッション間の退屈さでテンションが途切れてしまうのも。

そんな事言いつつも、今では「アッフリカーア!ボンッバター!」てな感じでどっぷりハマっている自分なのですが。ミッション間もダイヤモンド探しやら拠点開放やら寄り道も豊富で全然退屈しないし。

でもやっぱりつかみの部分でかなり損をしている気がするんだよなー。自分の場合UBIモントリオールとFARCRYというブランドに絶対的な信頼を持っているから頑張ってついて来れた気もするし。そんな思い入れの無い人がCoD4の様なFPSを期待して手を出すと案外放り出してしまうかもしれん。

技術的にも素人目にはわかりにくい、渋い凄さなんだよなあ。
爆破関連のフィジックとエフェクトはとっても素敵。スクリプトでない思わぬ爆破の連鎖とか、飛んだ火種が草むらにじわじわ広がって、いつのまにかあたり一面火の海になってる描写とか。

面白いですよ。面白い!でも渋い!ゲームの勝手を掴んで慣れてくる頃には、「うむ、ファークライ」てな感じでしっかり没入させられているし。

「Far Cry 2」:★★★★
→公式サイト

投稿者 kojipe : 12:50 PM | トラックバック (0)

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