March 18, 2008

スターフォックス アサルト


ナムコが作ったスターフォックス。

全編の半分以上を占める白兵戦のTPSパートがウザイと不評だった本作ですが、個人的はえらく面白かった。XBOXのFPSやTPSを遊び慣れているからだと思います。メカやインターフェイスのデザインも素敵。ミスター宮本はこのコラボを、セガとの「F-ZERO GX」を含め失敗だったと仰っていますが、個人的には「スターフォックス64」に並ぶ傑作だと思います。

何よりもキャラクターが立っているので、ストーリーやゲームに没入する事ができます。子供向けでありつつも、大人もニヤりとさせられる、シュールでアホな仲間とのやり取りは常に楽しいです。

シューティングパートは真面目に「スターフォックス64」を踏襲していて、手触りからしてすごぶる気持ち良く実にしっくりきます。そこにナムコのエースコンバットチームの細やかな素敵デザインが加わって、3Dシューティングとしてはほぼ無敵の隙の無さ。確かにこのフェイズだけで丸ごと一本遊びたかった気もします。

それだけにTPSパートが余計邪魔に思えてしまうのかも。アレはやっぱり普通の日本の人には難しいと思います。

カジュアルなチューニングがされつつも、結構まっとうなTPSなので、移動と視点変更を兼ねたデフォルトのキーアサインでは埒が明きません。シューターでは世界標準の、左スティック移動と右スティック視点移動&トリガーでショットのキーアサインも用意されているので、僕は迷わずそちらで不自由無く遊ぶ事ができましたが。

敵やターゲットがオールレンジにあり、攻撃も激しく、武器の使い分けも重要。さらに散策や白兵戦の最中でも戦況に応じて戦闘機に乗り込み空中戦もこなさなければいけないという忙しさなので、熱くはありつつも結構な難しさなのかなと思ってしまいます。

その分全体のボリュームは結構短め。ミッションが多彩でそれぞれが楽しく、スコア稼ぎも熱いので、繰り返し遊ぶのに耐える内容になっています。個人的にはかなり熱い一作でした。

造型のヘボさがこのシリーズの唯一の弱点でしたが、これまでのシリーズの世界観に敬意を払いつつ、丁寧かつ刺激的にデザインされたメカや背景の造型は素敵の一言です。それだけでなくエフェクト、インターフェイスや文字のあしらい、おなじみのゴシック体でのアクセントもグッジョブ。

ストーリーは幼稚で陳腐かもしれないけど、ココまでゲームに惹き込まれてしまうのは基本的なゲームの出来の良さ、そして何よりもやっぱりキャラの強さと面白さがあるからなんだよなー。と実感してしまいました。

「スターフォックス アサルト」:★★★★

投稿者 kojipe : 11:31 PM | トラックバック (0)

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