March 01, 2008

NINJA GAIDEN


ゲームに『中二』というジャンルがあるならば、「デビルメイクライ」(一作目)と今作が真っ先に当てはまります。旧XBOX無印版をプレイ。

「こんなん中二じゃなきゃクリアできねえしそもそもやんねえよ!」と小馬鹿にしていたわたくしも、己が中二病を患う事でこの難案件を打破しました。オリジナルの「忍者龍剣伝」に挑戦する有野課長にインスパイアされてプレイ。

ノースリーブのボンテージ忍者ってトコだけは何故かグッと来た。しかしその他出てくるキャラ、造型、ストーリー、舞台設定、全てが中二レベルでえらくしょうもない。ヘンテコ怪獣の造型など見ると泣けてきます。なんか「カメオ」とかに出てきそう。もう「鬼武者」にピニャータ出てくるとかそんなノリ。

忍者やアーミー等の、ドコでも出てきそうな描写に至ってはそれなりですが、創造上の物象における描写が痛過ぎる。アートに頭が回らないから、首ちょんぱとかの残酷描写や、エロに突っ走るトコとか。写生と射精は得意だけど創造力ゼロ。まさに中二。

イノベーティブ?そんな単語知らねえよ!とばかりにオールドスタイルのガチなバトルアクションですが、アートの痛さや話のアホさが吹き飛んでしまう程、アクションゲームとしての質は実に高いです。これぞチームニンジャ!チーム中二!このゲームの根強いファンが世界中に居る理由がようやく解りました。

非常に難しいゲームですが、「こんなん絶対無理!」と思わせておいて、「でもああすれば越せるかも」と、直後にじんわりと思わせてしまう匙加減が非常に上手い。

アクションのモーションがイチイチ小気味良くて気持ち良いのと、武器を扱う楽しさやバリエーションも多く、常にキャラクターを動かす楽しさがあります。しかしザコ敵一人を取っても異常に強いので、気を抜いているとすぐに死ねます。ガードと避けをしっかり覚えるのが最初の壁。連打しがちなプレイから脱却するのが次の壁。

しかしそのバトル一つ一つがイチイチ楽しく奥深く、上手になる嬉しさや見返りも大きく、難所を突破した時の達成感も強いので、やりがいのあるゲームではあります。ザコを殺してはお金を稼ぎ、チマチマと武器強化に勤しむ自分にヤバイヤバイと思い、さっさとクリアしてしまいました。

とはいえ、遊ぶ人を選ぶゲームと言う事はお忘れ無く。冒頭の1,2面をプレイしてコレは無理だなと思ったらスルーして良かろうかと存じます。普通の人は1面のボスで心折れると思います。僕も折れましたから。でも最初の敷居が高いだけで後の難易度はそれほど変わらないような気もします。

「デビルメイクライ」3作と「ゴッド・オブ・ウォー」2作を通過した後の自分だったからクリアできたような気がします。

4年前のゲームなのでホント今更のレビューですが、6月に続編が出るそうなので、良いタイミングで遊んだなあ、とか思いつつまた何年後かに安く買うんだろうな。

旧箱のゲームとはいえHD対応なので画質は異様に綺麗です。PS3版と大差ないのでは?最近XBOXクラシックスでダウンロード販売も始まったので、骨のあるゲームが遊びたいきゃつは挑むが良いさ。

「NINJA GAIDEN」:★★★★
→公式ページ

投稿者 kojipe : 09:40 AM | トラックバック (0)

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