March 30, 2008

Condemned 2:Blood Shot


鉄パイプもってどつき合うホラーアドベンチャーの続編。
XBOX360北米版。国内では発売できないと思います。

前作「Condemned :Criminal Origins」「F.E.A.R.」と続いて、すっかりホラー専門デベロッパーになってしまったMONORITHの新作。(「No One Lives Forever」の新作とか遊びたいんですが。)恐怖演出はもとより、高度なAIに定評のあるデベロッパーだけあって、今回もサイコな野郎共との命のやりとりが楽しく、愉快で過激などつき合いが展開されます。

FPS視点でのどつき合いバトルが楽しい前作でしたが、今回は更なるパワーアップ。左右トリガーをそれぞれ左右の手に割り当てているので、まるで「パンチアウト」の様なファイティングアクション。ワンツーパンチ、ストレートやフック等のパンチの打ち分け、キックもでき、コンボも多様で、すっかり楽しいファイティングゲームとして成り立っちゃっています。

トドメのモーションも豊富に用意されていて熱い。純粋にそれだけを楽しむファイトクラブモードなんてのもある。

その相手になる敵のサイコ野郎や魑魅魍魎共も造型、挙動、全てが狂っていて、おぞましくも次はどんな異形が現れるのかと常にワクワクしてしまいます。

MONORITHのホラーテイストは過激でありつつも、悪乗りや突っ走り感が無く、緻密な世界観の構築とアートディレクションがしっかりしているので、造型、演出共に非常にセンスを感じます。「サイレン」とかに通じるトコがある。でも今回はちょっと過激過ぎかな?

カットインを極力使わず、主観視点で怖がらせる見せ方は本当に上手い。ふと振り返ると沢山のマネキンに取り囲まれていてギャー!とか健在。

「セブン」と「ファイトクラブ」をパクってくっ付けただけじゃん!的な印象は強いけど。シナリオも難解過ぎて有って無い様なゲームなので、英語版でも全然問題無し。映像だけで十分楽しめます。

散策、戦闘、謎解きのフェイズの組み立て方が非常に上手く、怖いけども常にどんどん先を見たい期待感を煽ってくれる演出とテンポの良さ。移動速度は相変わらず遅いけど。怖いからもっと速く歩け!って思ってしまうのも作り手の思う壺なのか。

ハイテクガジェットを使った捜査も楽しいです。捜査状況を選択肢を選びリポートしなくてはいけないので、ここでちょっと英語読まされますが。でも捜査の評価に関してはゲーム進行にあまり影響無さそうなので大丈夫。

前作では普通の黒人のおばちゃんだった相方も、今回えらく若返り、スリムで美人になっててビックリ。主人公のむさこいおっさんも何故かサラサラヘアーに。やっぱ不評だったんだな。

前作と比べると散策と謎解きが減り、よりリニアになった分、ファイトと恐怖演出を存分に楽しませてくれます。しかし相当怖い。バイオレンスも過激過ぎる。敵がやたらリアルで人間臭い挙動をするので余計生々しい。

犯罪起こして家宅捜索とかされたくないな。世界のおともだちに多大な迷惑をかけてしまう。神様僕は絶対に悪い事はしません!

「Condemned 2:Blood Shot」:★★★★
→紹介ページ

投稿者 kojipe : 02:36 PM | トラックバック (0)

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