September 06, 2007

BIOSHOCK


良かったわー!極上のゲーム体験でした。
下でなんだかんだ言ってますがストーリーが本当に素晴らしかった。
(英語追えなくても!)

最初僕がこのゲームにイマイチノリきれなかったのは、ひとつに言語が追いきれなくて折角の緻密で重厚な世界観に没頭できないと思ったからだと思います。バイオハザード的な住民の日記やテープレコーダー等の小道具が多いだけに損した気分。

ふたつは単に好みの問題なのかな?20世紀初頭のアールデコ調の海底都市に潜む狂気的な世界観で統一された空間は素晴らしく、芸術的ではあるけれども、この暗めで閉鎖的な空間でノンリニアなアクションアドベンチャーをやるというのも少々息が詰まる。落ち着かないんだな。

ゲーム的には海外版でありつつも、やるべき事やできることはある程度直感的に理解でき、丁寧にナビゲートもしてくれるので、その点非常に親切丁寧な良くできたゲームですが、特に序盤はストーリーラインもダイアログが追えないままクリア目的だけが残るので、ガイドアローを追いながら、意味もわからず話が進行してしまう局面も多く、どうしても作業をやらされている感があり非常にせつない。流石にこれは丁寧なローカライズがされた日本語版を遊びたいと思いました。

ゴツイ深海アーマー纏ったビッグダディとブライス的な気色悪さと邪悪さ漂うリトルシスターのコンビはやはりなかなかのインパクトで、絵面も秀逸。初めて遭遇した時には身震いしてしまいました。ダディを倒した後のシスターは、毎回なでなでして逃がしてあげる選択肢にしていました。エンディングは一体何パターンあるのでしょうか?おそらく一番ハッピーエンドと思われるエンディングを迎えることができたようですが。

ザコ含めたバトルもそれなりに熱いですが、それほど難しくなく、FPSとしてはむしろ大雑把で淡白な印象です。ていうかほとんどレンチで殴ってます。散策の最初の段階で監視カメラをこまめに壊していけば、うざいタレットの相手をせずに済むと解り、中盤あたりから散策が楽しくなってきました。うろうろと虱潰しにマップを散策していると、踊りながら奇声を上げて襲い掛かってくる敵を撲殺。この敵の人間臭くも奇妙でマッドな動きと異形っぷりは「コンデムド」を思い出します。殴り優勢なトコも。

ここでもグラビティガンをパクっている件についてですが、今回は凄ぶる使い勝手が良く、対象物も多いので、ブン投げガジェットとしてモノだの死体だのバンバン吹っ飛ばして遊べます。空間は狭いですが。。。ここまでパクられたらもうすっかりスタンダードですね。僕もいいかげん飽きてきました。。。いや楽しいんだけども。

よくよく考えてみるとレベルデザインも平坦で、ロケーションも大きな変化が無く、おつかいやアイテム集め系のミッションばかりが続くにもかかわらず、ここまで(無駄な戦闘や散策にまでも)ゲームに没入させられるのは、やはりキャラと世界観、ストーリーの牽引力が強いのだと思いました。FF7のマテリアを思い出す様な成長システムも面白く、無駄にやりがいがあります。

序盤はストーリーをテキストと無線やテープのダイアログに委ねるシーンが続き、プレイ自体もレベル単位で淡々と進んでいくので、「The Darkness」の様に、局面のダイアログをあえてシンプルな文体にしたり、見た目の演出、映像の動きで理解させる手法の語り口ではないので、序盤からこの世界にどっぷり浸りながらプレイするにはそれなりの英語力が必要です。

しかし今時の欧米の大作ゲーム的なワールドワイドな作りになってはいるので、中盤以降の大きな局面では、言葉に頼らず映像に語らせる素晴らしいストーリー展開に何度も驚かされました。

いやー良かった。エンディングを終えてここまで深い余韻を感じさせたゲームって今はちょっと思いつかない。本当にストーリーが良かった。(英語がわからなくても!)

歌う自販機とか、コーラスみたいな音のサイレンとか、イチイチ多い小ネタも大好き。(でも警報機ウザすぎ!)ハッキングのパズルは苦手でムカつくけど。。。

「BIOSHOCK」:★★★★★
→紹介ページ

投稿者 kojipe : 07:32 AM | トラックバック (0)

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