August 03, 2007

タイムスプリッター 時空の侵略者

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懐かしくも熱いFPS。
古臭いけどもやっぱり面白い。

「ゴールデンアイ」「パーフェクトダーク」のFREE RADICAL DESIGNのFPSシリーズ。と、一応書いておく。今作は2作目だったんですね。原題「TIME SPLITTERS 2」。

しかしこのゲームのちんまりしたグラフィックと箱庭感、レベルデザインの古臭さまで含めた上2作からの踏襲っぷりを見ると、次回作「HAZE」の仕上がりが心配になったりしましたが、続編の「FUTURE PERFECT」では、FREE RADICAL独特のユーモラスな雰囲気と手触りを残しつつも、今風の開けたロケーションや派手な演出とレベルデザインが施されていたのでとりあえず安心しました。

キャラと世界観を変えた、「ゴールデンアイ」のアッパーバージョンといった印象で、レベルデザインもほぼまんま。しかしFPSとしての作りは実にこなれていてとても優れています。動作のレスポンスやリアクションがとてもわかりやすく、60fpsの描画も滑らかで目が疲れません。敵AIも良く出来ていて人間臭く面白い挙動をしてくれるので、実に快適で楽しい撃ち合いにのめりこむ事が出来ます。絵は古いけど、今でも十分に楽しめる骨格の素晴らしさがあります。

過去未来と様々な時代にタイムスリップしながら盗まれた宝を集める、という大枠の設定に、ステージ毎に一話完結的な作り。映画のパロディ的ではありますが、個々のエピソードはなかなか面白いです。個人的にはシカゴとノートルダムのステージがお気に入り。音楽も含めて雰囲気作りが非常に上手いです。最初のステージのシベリアは笑っちゃうほど「ゴールデンアイ」の復習ステージになっていたり。

アーケードスタイルのBOT対戦やマルチプレイヤーが非常に楽しいのも、FPSのこなれた作りと、ストーリーモードの多彩な時代設定とキャラクターが活きていて、相当長く遊べます。

ネット上での評価が非常に高く、もはや神ゲー的存在であるにもかかわらず、流通数の少なさもあり、廉価版すら出ていないので、日本では非常にマイナーなタイトルになってしまっています。

今作、続編共に北米版はリージョンフリーではないので、続編の「FUTURE PERFECT」にいたっては、北米版の本体を買うか本体を改造するかしか遊ぶ術がありません。( iдi )PS2/GC/XBOXのマルチにもかかわらず、このクオリティのゲームがローカライズされていないのは非常に勿体無い。

ともあれ、時代に拘らず楽しめる愛すべき名作です。

「タイムスプリッター 時空の侵略者」:★★★★

投稿者 kojipe : 07:02 AM | トラックバック (0)

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