August 01, 2007

キルゾーン

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なんとなく巨人の河原を思い出す。全然関係ないけど。

発表時に製作者が、言わなきゃいいのに「HALOキラー」とかうっかり言っちゃって、メディアやゲーオタの大顰蹙を買い、散々叩かれたものの、2005年E3での続編トレイラーで欧米のゲーオタの度肝を抜く。しかしすぐにそれがハッタリムービーだとバレて再度叩かれる。さらに狙ってた「HALO」と並ぶコマを「ギアーズオブウォー」に華麗に掻っ攫われ、そしてすっかり忘れられてしまった不遇なソフト。

今年のE3でやっとリアルタイムレンダリングのトレイラーが公開されて表舞台に戻ってきたという。「人狼」パクリのキャラデザインは気にはなっていたものの、1作目の評判は散々なモンしか聞いていなかったのでスルーしていたけど、最近になってPS2のFPSがどんなもんか見たかったのと、安かったから買った。全く期待していなかった。そしたら面白かった。

ハード上の制約があるにもかかわらず、キャラ個々の造形と背景のディテイルに細かい作り込みをしちゃったもんだから、結果フレームレートが犠牲になり画面はガクガク。展開も地味で豪快なギミックも無く、異様に堅い敵の兵隊をランボープレイで淡々となぎ倒していくのみ。でもなんでかこれが面白いんよ。

ストーリーは凡庸だけど、世界観の作り込みとキャラの立て方が非常に丁寧なので割と感情移入できる点。あと、地味ながらもレベルデザインやナビゲーションの部分にそれなりの手堅さがあって、あまりストレスを感じさせず、迷わずガンガンサクサク進める作りに好感触。敵味方AIもそれなり。フレームレートの件は割と許せたりする。旧箱のHL2もこんなもんだったし。PS2の荒くて貧相なテクスチャーも、煤けた空気感を醸し出していて好みなり。

でも世界観や設定だけでなく、4人1チームで進む展開とか、かわいそうな程後発の「ギアーズオブウォー」と被っているので、続編の出来がどうであれ、もう取られたコマは取り返せない気がする。ソニーのゲームなのでとりあえずPS3の看板フランチャイズにはなると思いますが。

「キルゾーン」:★★★☆

投稿者 kojipe : 03:39 PM | トラックバック (0)

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