July 17, 2007

The Darkness


左の子が不憫で不憫でたまらない。
いきり立って北米版を米アマゾンで即ゲット。

なんだかんだ言ってこのゲームの引きは、主人公を囲む悪魔スタンドたちのカワユさに尽きると思うんで、ぱっと見でキャラの造形とか世界観にピンと来たら迷わず買いだと思います。ゲーム自体もとっても良くできているし。

舞台はNYですが「SIN CITY」風のトーンでロバート・ロドリゲスの映画全部(特に「デスペラード」と「パラサイト」とか)がごちゃまぜになった様なダークでB級な世界観。主人公もまんまバンデラス。

ゲームは純粋なFPSとしては簡単で淡白気味。AIもバカではないけど割とおとなしい。その分スタンドのギミックを存分に駆使できる作り。

倒した敵の心臓をバクバク食べてパワーアップする悪魔スタンドを使ったギミックは多彩で、細いダクトを這わせてスニークキルしたり、僕みたいな物理エンジンフェチにはたまらない、HL2的なふっ飛ばしブン投げ遊びもアリで、遊びの懐は広めです。サブミッションも含めて、横道が結構楽しいのと、悪魔くんたちを使った謎解きも程良い難度で好感触。

一方本編の流れは、キャラの魅力と台詞回しを満喫しつつストーリーを追っていくタイプのアドベンチャースタイルなので、ある程度ノンリニアに行き来できるエリア構成もあり、しっかり人の言う事を拾って進めないと迷ってしまうため、それなりの英語力がないと辛いです。

ざっくりとした話の流れを掴むだけでもかなり楽しめましたが、折角の素敵ダイアログを拾えない自分に残念。

演出も見事で、唐突にカーチェイスへとなだれ込む導入部分と中盤のヤマ、ラストのジェノサイドからロマンティックな締めに流れるシークエンスとか実に秀逸。

ローディング画面が主人公のモノローグだったり、死亡時のフラッシュバックとか、そこらで流れている音楽、TV番組や駅のポスターなど、細かい作り込みが凝りに凝りまくっているので、見るべき素敵ディテイルも盛り沢山。右の子と左の子の上下関係も笑える。

ゴア表現の件もありますが、台詞回しとフォント遣いが素晴らしい分、下手にローカライズしたら台無しにされそう。(日本語吹き替えとか最悪)ストーリーが面白いので遊び直したい気持ちもあるのですが。

「The Darkness」:★★★★☆
→紹介ページ

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悪魔くんの声の担当が元FAITH NO MOREのマイク・パットンと聞いて、ああ懐かしいなあと思いつつも、妙に納得。名曲「Midlife Crisis」のイントロまんまの声なんだもの。名演です。

投稿者 kojipe : 01:52 PM | トラックバック (0)

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